
「ストレスがたまるとついつい食べ過ぎる…」という方はたくさんおられます。
おいしい食事は良いストレス発散になりますが、食べ過ぎると心身の健康を損なうことがあります。
ところでなぜ、ストレスがたまると食べ過ぎてしまうのでしょうか。
本記事では、ストレスによる過食について、以下の点を中心にご紹介します。
そもそも過食はSOSのサイン。
「栄養が足りていない」という体や心の叫びのようなものです。
例えば、月経前に急に食欲が抑えられなくなって過食に走ってしまう月経前症候群(PMS)は、体の栄養不足。「月経はーカ月間の食事の成績表。
その月、しっかり食べていないと月経に必要な血液やエネルギーが不足するので、
脳が“食べろ”と命令します。
心の栄養不足は、本当に食べたいものを食べていないから起こる。
体重の増加を恐れ、カロリーや糖分を気にしすぎ、食べたいという欲を押さえこんでいる人。
“体にいい”という情報だけで食べ物を選ぶ人。過食はその反動というわけです。
食べたものをきちんと“心の栄養”にするには、「食べるときに“幸せ”“おいしい”と感じることが
大事。
心にも体にも栄養にならない“無駄食い”をするのは、適当にあるものを食べてしまい、
本当に食べたいものを食べていないから。食は本能。
本当に欲しいものを食べれば、食欲も治まり、過食も落ち着きます。
つまり過食の悩みから抜け出すポイントは「本能を取り戻すこと」です。
そのためには、目で味わい、香りを楽しむなど五感をフル活用。
すると、同じ量を食べても満足感が違ってきます。
まず、週に1回は好きなものを食べる“ご褒美デー”をつくるなど、食を前向きに楽しむ姿勢をもつこと。
「同じ菓子パンでも、どの店の何がおいしいかを真剣に考えて書き出してみましょう。
それだけでワクワクするはず」食べるとき、
たくさん並べて、目からも幸福感を味わうのもいい。
次に食べ物の質を変えること。
「迷ったら高価なものを選ぶ。
アイスでも高級な方が味も濃厚で満足感が高い。
スナックや加工食品は、より自然の形に近いものを。
より自然なものを食べることで、体も心も自然に本能を取り戻せます。
是非、参考にしてみてください!
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