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〜腸内環境とダイエットの関係〜






肥満は脂肪細胞が血中を流れている脂肪を取り込み、肥大化することで起こりますが

脂肪細胞が短鎖脂肪酸を感知すると、脂肪の取り込みをやめることが分かっています!




つまり、体に蓄えられる脂肪は短鎖脂肪酸の量によって変わってくる可能性がある、ということです!




短鎖脂肪酸とは、腸内細菌によって作られる酸のことで「酪酸」「酢酸」「プロピオン酸」などの種類があります!



大腸内で特定の腸内細菌が食物繊維を分解・発酵し、短鎖脂肪酸を作ります!



腸は消化器官で食べたものを消化・栄養を吸収し・最後には残ったカスを便として排出しています。


その腸の働きも、腸内細菌の性質によって左右されます!


腸内環境、つまり、腸内細菌の働きの良し悪しに、私たち宿主の体調も影響を受けているのです。


腸内環境がよいと、短鎖脂肪酸も多く作られます!



短鎖脂肪酸は、大腸内で重要な役割をしています!


短鎖脂肪酸は、体に悪い影響を及ぼす腸内の悪玉菌の活動を抑制したり、大腸のエネルギー源となったりと腸内環境の改善にも様々な役割を担っています!




そして、短鎖脂肪酸は大腸内だけではなく腸から吸収され、脂肪細胞に影響を与えるなど全身の調子に関わっているのです!


短鎖脂肪酸は、健康長寿をはじめダイエットの強い味方になりうる存在かもしれません☆




短鎖脂肪酸を増やすには、、、


大腸の働きをさらに良くするためには、短鎖脂肪酸の中でも直接大腸にエネルギーを補給する酪酸を増やしていく必要があります。


端的に言えば、酪酸は酪酸菌からしか作られないので酪酸菌を腸内で増やせばよい、ということになります。




現代人は、水溶性・不溶性にかかわらず、食物繊維の摂取量が必要量に足りていない、と言われています。


食物繊維は、成人男性で1日あたりおよそ20g以上、成人女性で1日あたり18g以上摂取することとなっています。


まずは、食物繊維の多い野菜類・海藻類・果実類などを積極的に摂りましょう。


食物繊維の量を増やし、十分な量が摂れるようになったら水溶性食物繊維をプラスしていきましょう。


また食事で摂るのは難しい場合があるのでサプリなども活用するといいでしょう!

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